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科学と魔法 - -Chirs 0年11月3日1時43分(#9177)
├・*** 投稿者削除 *** - -TED 0年11月3日2時24分(#9179)
├◇Re:科学と魔法 - -TED 0年11月3日2時53分(#9180)
│├◇すごいですね… - -Chirs 0年11月3日11時2分(#9184)
││└・機械+魔法 - -TED 0年11月4日4時1分(#9207)
│└◇待ってくださいぃぃ - -N.Ij.-0 0年11月7日14時0分(#9255)
│  └・現実とフィクションと - -TED 0年11月8日0時4分(#9272)
├・Re:科学と魔法 - -KAZ-K 0年11月7日15時47分(#9258)
├・Re:科学と魔法 - -sad 0年11月7日21時4分(#9269)
├◇Re:科学と魔法 - -H.M 0年11月8日23時3分(#9285)
│└・Re:科学と魔法 - -Chirs 0年11月10日0時36分(#9317)
├・CardWirthの設定に限って言えば - -TED 0年11月9日4時2分(#9294)
├◇科学と魔法を同じ天秤にのせることの矛盾 - -moo 0年11月10日12時31分(#9319)
│└・Re:科学と魔法を同じ天秤にのせることの矛盾 - -安穏 0年11月10日15時12分(#9320)
├・科学と魔法について - -KENNY 0年11月10日16時8分(#9321)
├◇Re:科学と魔法 - -N.Ij-0 0年11月10日16時16分(#9322)
│└・Re:科学と魔法 - -KENNY 0年11月10日19時51分(#9333)
├◇哲学的には区別しなくてよいらしい。 - -魔術師その1 0年11月10日18時18分(#9325)
│└◇認識論なのかな? - -一角魔 0年11月10日18時53分(#9330)
│  └◇*** 投稿者削除 *** - -日和見天象 0年11月11日23時8分(#9336)
│    ├・・・・・・ - -・・・・・ 0年11月11日0時2分(#9337)
│    └◇認識には知覚が必要です。 - -相良無意味 0年11月11日16時3分(#9348)
│      └・Re:認識には知覚が必要です。 - -日和見天象 0年11月11日20時10分(#9353)
├◇魔法とは何か? - -一角魔 0年11月10日18時45分(#9328)
│├・Re:魔法とは何か? - -SL 0年11月10日20時2分(#9334)
│└◇Re:科学についての定義の疑問 - -T.A 0年11月11日15時20分(#9346)
│  ├・Re:科学についての定義の疑問+ - -T.A 0年11月11日15時28分(#9347)
│  ├◇Re:科学についての定義の疑問 - -相良無意味 0年11月11日16時9分(#9349)
│  │└・Re:同感です - -T.A 0年11月11日16時23分(#9350)
│  └・科学についての定義の誤解 - -nao’ 0年11月11日21時57分(#9355)
├◇そろそろやめませんか。 - -ase 0年11月12日0時35分(#9356)
│└・最後に一言 - -相良無意味 0年11月12日10時11分(#9361)
└・最後に一言だけお礼を… - -Chirs 0年11月12日21時7分(#9368)

9177 科学と魔法 Chirs 0年11月3日1時43分 - -
 科学と魔法は相成れない存在なんでしょうか?うちの後輩によると、瓜だといっています
が、俺はそうは思いません。皆さんはどうでしょう?

9179 *** 投稿者削除 *** TED 0年11月3日2時24分 - -
(記事番号9177へのコメント)
*** 投稿者削除 ***

9180 Re:科学と魔法 TED 0年11月3日2時53分 mail URL
(記事番号9177へのコメント)
間違ってコメントを途中送信してしまいました。すみません。

科学と魔法は相容れないか?
前発言でも書きましたが、今では魔法として分類されている「錬金術」は、中世のヨー
ロッパではれっきとした科学でした。
鉛から金を生み出すために、錬金術師達は実験に実験を重ね、その実験を通して判明し
た様々な法則が、後世の「科学」として認知されていったのです。

Chirsさんの疑問に答える形で両者の違いを挙げれば、
「魔法」は後世の実験から否定されている様々な迷信や、流行遅れの学説を含んでおり、
「科学」は古代よりも豊富なデータに裏打ちされた、様々な最新情報を含んでいる。
そんな感じになるのでは。

両者を学説の違いとして捉える場合、矛盾する学説(地動説と天動説)などは相容れな
いでしょうし、両者が認めている主張(万物はある微小な物質から構成されている。魔
法学ではマナと呼称するし、現代科学では電子だとか陽子だとか呼称する)は共存する
でしょう。
もっとも、現代科学で認知されている事柄を、現代人は「魔法」とは呼びませんけれど
ね。仮に魔法の定義を、
「現代科学によって否定された古い学説全般」
と定義するのなら、魔法と現代科学は共有点を持ち得ないと考えます。



蛇足ながら。フィクションの作品世界中で、魔法と科学が共存して成立しているのは全
く問題ないと思います。
「現代科学で否定されたある事象について、実は現代科学の学説に誤りがあった」
という仮説を元に、その仮説を展開していく形で空想物語を書き進めていく事は、十分
に刺激的であると考えます。実際に、そのようなSF作品群は数多く存在します。

SF(サイエンス・フィクション) = 科学的な味付けをしたつくり話
ファンタジー = 空想や幻想

という意味であり、これらは現代科学的に眉唾ものの話題や事件を扱う事で物語が成立
している、特異なジャンルであるからです。

9184 すごいですね… Chirs 0年11月3日11時2分 - -
(記事番号9180へのコメント)
 なるほど…つまり科学は現代の魔法というわけですか。実は俺の作ろうとしているゲーム
の中で「魔導科学」というものがあって、機械を魔法のエネルギーで動かすというものなん
です。チェインはこれに該当しています。それでちょっと興味を持ったんですが、まさかこ
こまで完璧な回答をして下さるとは…参考にさせていただきます。

9207 機械+魔法 TED 0年11月4日4時1分 mail URL
(記事番号9184へのコメント)
 機械を魔法のエネルギーで動かす……というアイディアは、比較的好んで語られる
題材ではありますね。有名どころではプレイステーションのゲーム「ファイナルファ
ンタジー」シリーズなどがありますし。
(恥ずかしながら、僕はこのシリーズを自分でプレイしていないのですが)

 僕はあんまり好きな作品ではないのですが、確かハヤカワ書房から出ている海外SF
に「大魔王作戦」というSF小説があって……魔女の箒を束ねたジェット戦闘機から、
敵国上空に魔王の入った壷を落とす、なんてシーンが登場します。

 国産のライトファンタジーでは、電撃文庫から出ている「ブラックロッド」など、
その系では僕の好きな作品です。サイバーパンク+オカルトという刺激的な世界設定
が格好良くてお気に入りです。

 まあ、これらの作品群を、ファンタジーの邪道と言って毛嫌いする派閥もあります
ね。エルフとドワーフが登場し、古めかしい城と古めかしい服装のお姫様が登場する、
おとぎ話の雰囲気を漂わせた世界設定以外を、ファンタジーとは認めない、という人
は結構います。
 まあ、エルフとドワーフ……というのは、トールキンの「指輪物語」という古典的
名作ファンタジー小説の設定を、RPGの元祖「D&D」「ウィザードリィ」がパクったせ
いでメジャーになったに過ぎない、と僕は思っているのですけど。ファンタジー(幻
想文学)というジャンルを「『指輪物語』の模倣的作品」に限定してしまうのは、惜
しい事だと思うんですけどね……。

9255 待ってくださいぃぃ N.Ij.-0 0年11月7日14時0分 - -
(記事番号9180へのコメント)
>科学と魔法は相容れないか?
>前発言でも書きましたが、今では魔法として分類されている「錬金術」は、中世のヨー
>ロッパではれっきとした科学でした。
>鉛から金を生み出すために、錬金術師達は実験に実験を重ね、その実験を通して判明し
>た様々な法則が、後世の「科学」として認知されていったのです。

歴史的にもう少し考えてくださいよ。
現実には「魔法」はなかったわけです。
CWには「魔法」があるわけです。

現実では「魔法」はなかったため、研究の成果として「科学」になりました。
「魔法」があったらどうでしょう?
学問として成り立つ以前から、人類は「科学」的なことを使ってきました。
きっと、「魔法」も同じでしょう。
研究の成果として「魔法学」のようなものができるでしょう。

どうやらCWの世界では、少なくとも現実世界でできることはすべてできるようです。
学問が発達していないからパソコンだのなんだのないだけで。
 パソコンをあっちの世界に持っていきました。
 まあ電気もどうにか供給できるようにしました。
 動かしてみました。動きません。
 こっちに持って帰ってきました。動きました。
そんなことないですよね、きっと。
ここを疑われたら私の議論はあまり成り立たない気がしますが…

なぜ「科学」は発達したのでしょう?
「魔法」がなかったから、なのでは?

個々の魔法観はあると思いますので、それについては押し付けはしません。
でも、あれば便利でしょう?
便利なものを追求する、自然なことです。
CW世界では「魔法」があったから、便利だから追求して、
その結果あの世界があるのだと思います。
でも、マイナー「科学」者が一人で(そりゃ無理かな)現代科学を超えるような
「科学」体系を作りあげていても別に不思議はありません。
ただ、よっぽどの変人でしょうけど。

>Chirsさんの疑問に答える形で両者の違いを挙げれば、
>「魔法」は
現実に起こらないことの総称…では自己矛盾してるな、
(あっちでも「魔法」と呼ばれているようだし)
やはり「魔力」というようなものが定義されていて、それを使って起こすこと、では?
>「科学」は
「魔力」を使わないで起こす物事の総称、でしょうか。
>そんな感じになるのでは。

(直接のツリーじゃないのにレス)
> なるほど…つまり科学は現代の魔法というわけですか。実は俺の作ろうとしている
>ゲームの中で「魔導科学」というものがあって、機械を魔法のエネルギーで
>動かすというものなんです。チェインはこれに該当しています。

「科学」者と「魔法学」者が協力すればどうにか作れるのではないでしょうか?


ちなみに、私のファンタジー観は最初がドラクエとFFだったので、
結構影響大きいと思いますが…

9272 現実とフィクションと TED 0年11月8日0時4分 mail URL
(記事番号9255へのコメント)
うーむ、何か言葉足らずだったでしょうか。

断っておきますと、フィクションの世界での物理法則というのは、語り手によってどの
ようにも捻じ曲げる事が可能であるので、それを現実と比較する事には(僕は)あまり
関心がありません。
(語り手の存在しない「フィクション」はフィクションと呼びません。都市伝説のよう
に「作者が不特定多数」という場合はあり得ますが、誰の想像の産物でもない「想像の
産物」というのは存在自体が矛盾で、少なくともフィクションの定義からは外れます)

例えば、想像世界の中で、魔法使いは単に現実では知られていない物理法則を知ってい
るだけなのか(そうなると、現実世界でも魔法使いは魔法を使える事になる?)、現実
と物理法則が幾つか異なっていて、コンピュータのような電子部品はうまく動かないの
か(近くで魔法使いが魔法を使うたびに、電磁波ならぬマナ波の影響で機械が変な誤作
動するとか)、或いは魔法使いたちの世界は反物質のような、我々と異なる物質ででき
ていて、魔法世界に足を踏み入れた瞬間に現実世界の人間は生命維持機能に支障をきた
して死んでしまうのか……。
これらの真実は作家の数だけ存在していて、個人で作品を作っている限りは、それらの
世界同士の法則の矛盾が問題になることはありません。
(CardWirthのように作家同士が世界を共有する場合では問題になるのですが……僕は
「CWでは、矛盾に関しては深く突っ込んで考えたりしない」という不文律を支持してい
るので、やはり突き詰める事には関心がありません。気に入った設定は引用してリンク
させる、というのがベストの形だと思っています)

もっとも、当時は「魔法」的な驚異というものは(宗教や迷信、実証された研究資料の
不足無知などが背景にあって)大真面目に信じられていた訳で、当時の学者や宗教家た
ちは自分の住む世界を、魔法の実在する世界だと認識していたはずです。
それらの魔法は願望の産物であったり、トリックであったり、或いは宗教家が異教徒の
恐ろしさを誇張して語ったり、不心得者を戒めるための教訓話が一人歩きしたものであ
ったりする訳で……、現在のように大多数の人間から「フィクションの彩り」として認
知されている内容のものとは性質が異なるのですが。


N.Ij.-0さんは No.9255「待ってくださいぃぃ」で書きました。

> 現実には「魔法」はなかったわけです。
> CWには「魔法」があるわけです。
> 現実では「魔法」はなかったため、研究の成果として「科学」になりました。
> なぜ「科学」は発達したのでしょう?
> 「魔法」がなかったから、なのでは?

これに関して僕は「存在しなかった」と言うよりは、当時信じられていた説に様々な過
ちがあった、と言った方が正確だと考えています。
当時、大真面目に信じられていた様々な現象のうち、幾つかは現実に存在していた訳で
(核融合は錬金術の子孫と言えるでしょうし、世界創世の起源を探る試みはビッグバン
の謎を追いつづけています)、それが洗練されていって今日の「科学」となったのだと
認識しています。
現実に「魔法」は実在していたからこそ、研究の成果として「科学」になったのでは。

もっとも、今日の科学も幾つも誤りを含んでいるのですが……。ここ数日報道されてい
る、ある考古学者の事実捏造問題を思い出して下さい。今日の科学にも迷信や事実誤認、
単なる憶測はごまんと含まれていて、その意味では「魔法」と「科学」の境界は曖昧で
す。

9258 Re:科学と魔法 KAZ-K 0年11月7日15時47分 - -
(記事番号9177へのコメント)
Chirsさんは No.9177「科学と魔法」で書きました。
> 科学と魔法は相成れない存在なんでしょうか?うちの後輩によると、瓜だといっていま
す
>が、俺はそうは思いません。皆さんはどうでしょう?

科学と魔法を相容れる存在にするのも、相容れない存在にするのも、
それぞれの作者の手腕次第。
白か黒かこだわるより、どちらの立場も理解できるように
頭を柔らかくするのも創作の糧ですよ。


9269 Re:科学と魔法 sad 0年11月7日21時4分 - -
(記事番号9177へのコメント)
Chirsさんは No.9177「科学と魔法」で書きました。
> 科学と魔法は相成れない存在なんでしょうか?

うーん、難しい質問ですね。
現実の世界でも魔法は存在しています。正確には魔術というべきでしょうが、
ただ、実際に効果あるのかとか、そんなものは全部いんちきだとかいう議論は
ここでやっても意味がないのでやめておきます。

科学と魔法は相入れるものかどうかは人それぞれで、
この世のすべてのことはすべて魔法だという人もいれば、
逆にこの世のすべての現象は科学で説明できるという人もいます。

錬金術は宗教的な意味は魔術的な意味とかあったりしますので単に科学という表現で
は説明できないと思いますが・・・

シナリオ作りにおいては特にこだわる必要はないかと思います。
私の出来の悪いシナリオ「科学魔導研究所」に科学魔法というのが存在しますので、
簡単に説明すると放射能とか、核融合とかを魔法にしたものです。

9285 Re:科学と魔法 H.M 0年11月8日23時3分 mail -
(記事番号9177へのコメント)
ども、H.Mです。

このツリーに関しての僕の考えでは「科学と魔法は相似形である」と考えます。

魔法と言うものを
現実世界で未だ明らかになっていないながら事実そうなっている現象

科学と言うものを
理論や方式などに裏付けされ、事実に沿う現象

と考える事にします。

裏付けが成されないまでも何らかのエネルギーが
其処に存在するものを魔法と捉えてやれば
科学などで作成された機械なんかの動力に
魔法を使用することも可能ではないでしょうか?

9317 Re:科学と魔法 Chirs 0年11月10日0時36分 - -
(記事番号9285へのコメント)
>裏付けが成されないまでも何らかのエネルギーが
>其処に存在するものを魔法と捉えてやれば
>科学などで作成された機械なんかの動力に
>魔法を使用することも可能ではないでしょうか?

 俺のシナリオでは可能だという設定になっています(え?)。出なきゃチェインは登場し
ていませんからね…
 結局は科学も魔法の一つなのかもしれませんね。

9294 CardWirthの設定に限って言えば TED 0年11月9日4時2分 mail URL
(記事番号9177へのコメント)
せっかくの話題に「興味がない」と言い切ってしまうのもあんまりなので、ちょっと
見方を変えて。

CardWirthの設定に限って言えば、少なくともAskさんの「奇塊」「遺跡に咲く花」
「モンスター図鑑」などのシナリオの中では、どうやら高度に発展した古代文明が存
在していたらしく、しかもそれがSF的な科学文明であった事をうかがわせる描写があ
ります。
特に「奇塊」に登場する古代科学の遺産『鋼鉄の箱(ロケットランチャー)』のダメ
ージが固定値50×3(敵全体)で、これはレベル7魔法『炎の玉』の5倍の破壊力に相
当し、少なくとも破壊力の面では、古代科学文明の兵器は魔法兵器の殺傷力を凌駕し
ている……という設定が説得力を持ちます。
(何百年も地下遺跡のゴミの山に埋もれていたのに正常に機能するロケット弾が、普
通の科学文明の遺産である筈がない……という考えもありますけど)

思いつきで考えた、幾つかの仮説を列挙してみます。


仮説A)古代文明では魔法は科学的な現象として認知されていて、学問的に研究され
洗練されていた。迷信や宗教的背景が付け入る隙もなく、魔法的な動力を使った機械
なども当然のように使われていた。このまま冒険者たちの子孫によって魔法的な現象
が研究され洗練されていけば、(文化的背景の差はあれ)再び科学文明のような文明
が興る可能性はある。

仮説B)古代文明では魔法的な現象は発見されていなかったか、或いは(迷信的なも
のと思われていたなど)あまり注目されていなかった。もしくは深く研究されないま
ま便利な科学文明に取って代わられた。魔法的な分野に限って言えば、実は冒険者た
ちの方が進んでいる。

仮説D)古代文明では魔法的な現象は存在しなかった。即ち、古代文明を滅ぼした天
変地異をきっかけに、世界に魔法的な異常現象が発生するようになった。恐らくその
天変地異というのは、ハルマゲドンが起こって魔界の門が開いただとか、世界環境を
一変させてしまうような次元の歪みが発生しただとかの類なのだろう。他に、核戦争
の放射能を浴びた人類がミュータント化したとか、超能力を持った宇宙人との人種融
合が行われただとか、様々な設定のバリエーションが考えられる。

仮説C)魔法そのものが古代文明の遺産である。例えば魔法の発動体(CWでは『スキ
ルカード』か?)が古代科学文明のガジェットであり、あたかもドラえもんのひみつ
道具のように超常現象を発生させる装置であるとする考え。或いは冒険者たち自身こ
そが古代人によって遺伝子改造を施された生体兵器の末裔であり、(あたかもデンキ
ウナギのように体内電流なり脳波なりを増幅して)周囲にプラズマ現象を発生させ超
常現象を引き起こしているのだ……などという設定。


TRPG「ソードワールド」などはAだし、僕の好きなコミック「ファイブスター物語」
なんかはCでしょうか。あと昔流行った「1999年に世界は滅び(笑)、その数千年後
に中世文明的なファンタジー国家が誕生した……」とかいう類の設定はBかCでしょ
うね。


まあ、これも全て、Askさんの設定とリンクさせて統合性を取る場合に限って言えば
の話ですが……。

9319 科学と魔法を同じ天秤にのせることの矛盾 moo 0年11月10日12時31分 mail -
(記事番号9177へのコメント)
こんにちは、mooです。
こういう純粋な議論にだったら、参加したいなぁ。

魔法の世界に機械があったって、何も問題はないと思いますよ。
ただ、“科学”ということになると、話は別です。

科学というやつは、物理などの統一法則(と思われるもの)にのっとって、
様々な事象を再現、利用するものですね。
一方、魔法というやつは、何だかわかんないけど不思議なことがある。
これはきっと、神か悪魔の所業に違いない!
なんて、昔の人が解釈したものですね……現実世界では。

ただ、いわゆるファンタジー世界で、魔法が実際に存在する場合、
そして、何らかの法則によって発現するものだとしたら、
それは前出の科学の定義に当てはまらなくもありません。
まぁ、いくつか問題もありますけど……。
そういった世界では、現実の世界における“科学”というやつは、
学問や研究対象としては存在し得ないでしょうね。

科学とは、観念です。
魔法がもしも実在するなら、そこでは魔法を用いた技術が科学と呼ばれているでしょう。
魔法は物理を超越していますからね。

……その世界に、科学、魔法といった言葉が存在するかどうかは、また別のお話(笑)

9320 Re:科学と魔法を同じ天秤にのせることの矛盾 安穏 0年11月10日15時12分 - -
(記事番号9319へのコメント)
うぅみゅ・・・
私の中では
魔法:『魔道』技術のうちの一つ
機械:『科学』技術のうちの一つ

陸上の100m走と水泳の100mほどの違いなんですよね。
同じ天秤にはかけられないけど『技術』という基準で見た場合には同じ
なんです♪

『物理法則を歪める』のではなく、
『始めから歪んでいる物を利用する』といったかんじです。

空間転移も物の配列をかえるのも、全部同じ『技術』という発想です♪

9321 科学と魔法について KENNY 0年11月10日16時8分 mail URL
(記事番号9177へのコメント)
こんにちわ、KENNYです。
私の考えは次のような物です。

"魔法"は人間本来が持っている隠された能力を具現化させる技術であります。
ゆえに、どんなRPGでも信仰に長けている者が"魔法"に秀でております。
(本来信仰とは自分自身を高める事を意味します。)

しかし、"科学"は人間が後から知識として学ぶ能力で、
信仰の無い者でも扱う事が出来ます。
(例えば、コンピュータの知識を得ればパソコンを上手に使えます。)

"科学"も"魔法"も両方とも使用出来る人間も存在するでしょう。
よって、一重に相容れないとは言い切れません。

おそらく"科学"と"魔法"は分野に区別されているだけです。
なぜなら、双方とも一定の法則によって使用されているからです。

"科学"はご存知の通り、単純な"数学の法則"の応用の賜物です。
使用するのに"呪文"を唱えたり、"方陣"を描いたりするので、
"魔法"にも同様に法則があります。
基本原理は同じですから似たような物である事は確かです。

9322 Re:科学と魔法 N.Ij-0 0年11月10日16時16分 - -
(記事番号9177へのコメント)
みなさん「魔法」というものの定義がばらついてますけど、
気になったこと…

1.
「魔法」の定義を現実世界(との対比)でしている人がいますけど、それは違いません?
CWに出てくる人たちは別に私たちのことは知りませんよ。
それじゃあCWのキャラたちに「魔法」って何?って聞かれた時に
答えようがないじゃないですか。
「現実世界でできないことを起こすのが魔法である」のような定義は意味がありません。

2.
「魔法はよくわからないもの」のような定義はいいのでしょうか?
よくわからない物をよく店で売れるなあ、などと思ってしまうのですが。
店先でじゃんじゃん売られてて、魔道協会みたいなものが誰かのシナリオにあって、
それだけ社会に認知されているのによくわからなくっていいんでしょうか?

9333 Re:科学と魔法 KENNY 0年11月10日19時51分 mail URL
(記事番号9322へのコメント)
N.Ij-0さんは No.9322「Re:科学と魔法」で書きました。
>みなさん「魔法」というものの定義がばらついてますけど

ばらつくのは当然だと思います。
例えば、10人の人物が"厳密に同じ"発言をする確率は限りなく0に近いです。
シナリオを作る際にも、皆それぞれの世界観を持っていますからね。
もし世界観を統一してしまったら、どのシナリオも似たり寄ったりになってしまいます。
世界観を統一しないからCWがより面白くなるのでしょう。

N.Ij-0さんが言うように、確かに矛盾した世界観も存在します。
しかし、それは作成者の考えであるからして、
私逹がどうこう言う問題ではないと思います。

まあ、ここでの発言は自由ですけど・・・。
(・・・もしかして、趣旨変わってる?)

9325 哲学的には区別しなくてよいらしい。 魔術師その1 0年11月10日18時18分 - -
(記事番号9177へのコメント)
 科学は魔法の一種であり、魔法は科学の一種である、というのが一つの考えです。
例えば「地球は丸い」というのは本当でしょうか?
それを証明せよと言われれば、いくらでも例を挙げることが出来るでしょう。
しかし、それらの“科学的根拠”を“科学的に証明”できますか?
もし証明できたとしても、その根拠は証明できますか?(以下永遠に続く)
「科学」というものは、“科学的根拠”が絶対的に正しいという前提のもとにのみ
存在できるのです。
 あなたが目で見たもの、耳で聞いたもの、手で触れたもの、それらは本当にそこに
存在しているのか証明することができるでしょうか?
もしかしたら誰かが「魔法」であなたを騙しているのかもしれませんよ。
「魔法なんて存在しない」という考えも魔法使いが植え付けた幻想かも知れないのです。
アインシュタインも、ニュートンも、ホーキングだって魔法使いの生み出した
幻影かも知れないのです。

 結論。「この世は全て魔法である。人はみな長い夢を見ているだけである。」

 なにやらツリーの趣旨からズレているような気もしますが、こんな意見もアリで。
この書き込みも幻影だったらどうする?


9330 認識論なのかな? 一角魔 0年11月10日18時53分 mail URL
(記事番号9325へのコメント)
 なんだか認識論のようですね。
「シュレディンガーの猫」みたいだと思いました。

「箱の中に入れられた猫は、蓋を閉められ、見えない状態
 になっても箱の中にいるのか?」

 確かこのような命題だったと思います。

 もしかすると、箱の蓋を閉めたと同時に消えてしまって
、観察者が認識したとたんに現れているのかもしれません。
 それを証明する方法はどうすれば良いのか? っていう
内容だったと思いますが、これって色々なコトに当てはま
る気がします。

 例えば精神鑑定士の精神の正常性をどうやって保障する
のか? とか……。
ここらへんも突っ込んで考えると色々と面白いネタになる
ような気がしますね☆

9336 *** 投稿者削除 *** 日和見天象 0年11月11日23時8分 - -
(記事番号9330へのコメント)
*** 投稿者削除 ***

9337 ・・・・・ ・・・・・ 0年11月11日0時2分 - -
(記事番号9336へのコメント)
 古人はそれをまとめてこう云う、「言葉遊び」と・・・

9348 認識には知覚が必要です。 相良無意味 0年11月11日16時3分 - -
(記事番号9336へのコメント)
タイトルの通りです。
だからこそ、シュレーディンガーは、箱を開けなければならないのです。
したがって、「滅びなかった世界」と「滅びた世界」はまったくの別物です。

>まったくの無意味です。


                                                   無意味Project理事長

9353 Re:認識には知覚が必要です。 日和見天象 0年11月11日20時10分 - -
(記事番号9348へのコメント)
その通りです。すいません。許して下さい。

9328 魔法とは何か? 一角魔 0年11月10日18時45分 mail URL
(記事番号9177へのコメント)
 面白い話題ですね。
昔どこぞで見た言葉に「発達した科学は魔法と同じ」という
のを聞いたことがあります。
僕の考え方はコレです。
魔法ってのは科学の延長線上ってことですね。

まぁでも、これは「魔法=発達した科学」という設定を自ら
作り出しているわけですから、魔法ってのが何か? を考え
た時に科学との共存が可能かどうかも変わってくるんでしょ
うね。

僕的には面白ければ何でもアリだと思ってますので、ここら
へんの設定をどう見せてくれるかが、シナリオをプレイする
時の楽しみの一つですね☆

というわけでシナリオ作成頑張って下さいね!

9334 Re:魔法とは何か? SL 0年11月10日20時2分 - -
(記事番号9328へのコメント)
なるほど!
面白い考え方ですね。

9346 Re:科学についての定義の疑問 T.A 0年11月11日15時20分 - -
(記事番号9328へのコメント)
初投稿のT.Aです。
みなさんは魔法とはなにかと考えていますが。では、科学とは何かとは考えた事はありませ
んか。この問題を解決するためにはそれも考えないとだめだと思います。
ある平和学者(実在します)の意見だと(自分も同意見です)科学=総合的かつ整理された
知識だそうです。「科学的に証明」などは科学の内、論理学の範囲のようです(自分は論理
学はかじっている程度です、自分は高校生ですから)、つまり数学や物理と同じに神学や文
学や超心理学もまとめて科学と言う事になるようです(本当に正しいかわかりません。実際
に複数の学者に聞いたほうがいいかもしれない)。ただ、大学等の各学部をみれば正しいの
かも知れません。
この意見だと魔法も存在するなら科学の一部です(TRPGシャドウ・??では錬金術魔法に
なっています)ただし自分はCWのゲームバランスをくずす魔法と矛盾する部分のある魔法は
好きではありません。
追記 大変失礼しました。間違って新規投稿をしてしまいました、すみません。

9347 Re:科学についての定義の疑問+ T.A 0年11月11日15時28分 - -
(記事番号9346へのコメント)
ソード・ワールドの関係者がいうにわ自分は魔法をハードSFだと思って書いていると読んだ
覚えがあります。

9349 Re:科学についての定義の疑問 相良無意味 0年11月11日16時9分 - -
(記事番号9346へのコメント)
科学の定義については村上陽一郎氏の人間大学テキストで読んだ記憶があります。
今は覚えてないので割愛(ォ

>この意見だと魔法も存在するなら科学の一部です(TRPGシャドウ・??では錬金術魔法に

シャドウランっすね。設定覚えていませんが(ヲ)。

>なっています)ただし自分はCWのゲームバランスをくずす魔法と矛盾する部分のある魔法
は
>好きではありません。

論理的整合性よりバランスを重視すべきなのはゲームの宿命です。
もっとも、CWの戦闘をどれだけ重視するかにもよりますか。

ま、マンチキンがやりたきゃデバッグ宿にこもってりゃいいと思うんですが(死)。

9350 Re:同感です T.A 0年11月11日16時23分 - -
(記事番号9349へのコメント)
>論理的整合性よりバランスを重視すべきなのはゲームの宿命です。
>もっとも、CWの戦闘をどれだけ重視するかにもよりますか。
論理的整合性よりバランスを重視すべきと言う意見は同感です。やっぱり若干は魔法らしい
不思議さというか雰囲気がいるはずです。そもそも論理的に完全に矛盾してないか完全に調
べるのは疲れます。
とりあえず魔法らしい魔法がわかれば有用だと考えていますが。

9355 科学についての定義の誤解 nao’ 0年11月11日21時57分 mail -
(記事番号9346へのコメント)
読んでいるとなんだか科学について誤解している人がいるようなので
書いておこうと思います
文章が混乱する前に要点を書くと
1科学と技術を混乱している
2科学は考え方であること
3科学者がいなくても科学の定理が成り立っていること

先ず辞書で科学を引いてみても分かりますが
科学は事実を解釈するときに観察や実験を通して
一般法則を見つけて、それを応用する学問です
ですから、文明や技術とは基本的には別物です
ここで、例として万有引力の法則をあげます
知っての通りニュートンが生まれる前から
万有引力は働いています
そしてニュートンが物が落ちるのを見たとき
何故物が落ちるのかと思いました
そしてすべての物が落ちること
太陽に地球が引かれていること等から
すべての物が引き合っているという考えを創りました
そして様々な実験によって証明され
これが法則として認められました
これが科学の考え方の一つです
ですから向こうでパソコンが使えるかとかいう疑問については
若干科学の本来の主旨とは違います
ここで話の元となった科学と魔法の共存について書きますと
向こうには実際に魔法が存在します
ですから魔法について仮説を立てて実験をし、証明したならば
立派に科学的に魔法を考えたと言えると思います
それに向こうでも万有引力は働いているようですし
私は科学と魔法は共存できると思います

長々と読みにくい長文失礼しました

9356 そろそろやめませんか。 ase 0年11月12日0時35分 mail -
(記事番号9177へのコメント)
  すいません。このツリーあまりにも大きくなりすぎているので、そろそろやめるか
どうかしてもらえませんか、別にやめなくても別の掲示板とかでやってもらえません
か。

9361 最後に一言 相良無意味 0年11月12日10時11分 - -
(記事番号9356へのコメント)
aseさんは No.9356「そろそろやめませんか。」で書きました。
>  すいません。このツリーあまりにも大きくなりすぎているので、そろそろやめるか
>どうかしてもらえませんか、別にやめなくても別の掲示板とかでやってもらえません
>か。

その通りですね。といいつつ、ツリーをあげてしまいますが……

私の投稿に返答されているnao’さんの書き込みが真実です。
しかし、全員が誤解している現状では、単なる言葉の問題であって議論の本質には
影響ない、というのが実状です。

ということで、CWに関する話題としては,「(長文注意)科学が与える社会的な影響」
ツリーへの移行を提案します。

9368 最後に一言だけお礼を… Chirs 0年11月12日21時7分 - -
(記事番号9177へのコメント)
> 科学と魔法は相成れない存在なんでしょうか?うちの後輩によると、瓜だといっていま
すが、俺はそうは思いません。皆さんはどうでしょう?

 皆さん俺の素朴な疑問に対してここまで真剣に議論してくださいましてほんとにありがと
うございました。コピーアンドペーストして大切に保存しておきたいと思います。
 ちなみに、瓜っていうのは誤字でホントは無理です(今更かよ!)
 


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